こんにちは、サラリーマンようすけです!
- NISAを始めたけれど、株や投資信託って何か怖い・・・
- リスクを取らずに、安全に資産を増やしたい
- 銀行に預けたままではお金は増えないと思っている
そんなお悩みをお持ちの方、本記事を読んでいただければ、資産運用におけるリスク分散と金利が高い銀行を知ることができます。みなさんの資産運用の参考にしてみてくださいね。
本記事では、資産運用の大原則である”リスク分散”の観点から、預金の位置づけを再確認し、2025年現在、特におすすめできる”金利の高い銀行”を厳選してご紹介します。安全性を確保しつつ、確実にお金を増やすための第一歩を、一緒に踏み出しましょう!
なぜ今、”金利の高い銀行”に注目すべきなの?
”低金利時代(=貯金だけではお金が増えない時代)”が長く続く中、国の方針もあり、多くの方々が資産運用に関心を持っています。
しかし、投資には必ずリスクがついてまわります。
”堅実に資産を守りながら、同時に効率よく増やしたい”と考えるのは、私も含めて当然の願いだと思います。
そこで、私たちが改めて注目すべきなのが”銀行預金”。
もちろん、株式や投資信託のような大きなリターンは期待できませんが、銀行預金は元本保証があり、最も安全性の高い資産の一つです。
特に近年、ネット銀行や特定の条件を満たすことで高い金利を提供する銀行が増えており、”ただ置いておくだけの貯金”から”賢く利息を得る貯金”へと年々進化をしています。
資産運用時の”リスク分散”の重要性
資産運用を成功させるための鉄則、それは”リスク分散”です。
資産運用において”卵は1つのカゴに盛るな”という格言がありますが、そのカゴを落とした時に全ての卵が割れてしまうのと同じように、1つの金融商品や資産クラスに集中して投資することは、予期せぬ市場変動が起きた際に、大きな損失を被るリスクを伴います。
大きな損失を回避する為には、”リスク分散”が必要なのです。
尚、”リスク分散”を実現するための主要な手段は、以下の3つに大別されます。
本記事で主にご紹介する”銀行預金”は、以下の”資産の分散”においてとても重要な役割を担います。
- 資産の分散(アセット・アロケーション):株式、債券、不動産、コモディティ(商品)、そして現金や預金など、異なる値動きをする複数の資産に資金を振り分けること
- 地域の分散:国内だけでなく、先進国や新興国の資産にも投資すること
- 時間の分散(積立投資):一度に全額を投資するのではなく、時期をずらして定期的に投資すること(ドルコスト平均法の活用など)
”銀行預金”の3つのメリット
資産において、株式や投資信託が”攻めの資産”なら、それとは異なり、銀行預金は”守りの資産”としての役割を果たします。
そのメリットは以下の通りです。
- 元本保証と安全性:普通預金や定期預金などの”銀行預金”は、銀行が破綻した場合でも”預金保険制度(ペイオフ)”により、一つの金融機関につき合算で元本1,000万円とその利息までが保護されます。これは、市場の変動に左右される投資商品にはない最大の安心感です。
- 流動性の高さ:普通預金であれば、いつでも必要なときに引き出し、利用することができます。突発的な出費や、投資のチャンスが訪れた際にすぐに対応できる待機資金としての役割を果たします。
- 価格変動リスクがない:株式や債券のように、預金残高が日々増減することはありません。これにより、金融市場が不安定な状況でも、資産のポートフォリオ全体における精神的な安定剤となります。
高い金利の”銀行預金”を活用し、守りながら攻める
資産運用においては、”攻め(高いリターンを目指す投資)”と”守り(安全性を重視する預金)”のバランスがとても重要です。
- 積極的な資産(攻め):成長を期待できる株式やリスクを取る投資商品
- 安全な資産(守り):現金、預金、個人向け国債など
金利の高い銀行を選ぶということは、”守りの資産”の安全性はそのままに、受け取れるリターン(利息)を最大化するということ。特に、投資に回さない資金(生活費など)や、近いうちに使う予定のある資金は、安全性を最優先しつつ、少しでも金利の高い銀行に預けることが、リスクを抑えた賢い資産形成の第一歩となります。
このように、みなさんの資産のポートフォリオの中で”高い金利の銀行預金”は、困ったときに頼りになる資金として、資産全体を支える重要な柱となります。
賢く利息を得る!金利が高く便利な銀行 厳選3選(2025年版)
超低金利時代が続いている日本において、銀行金利は、普通預金で年利0.001%という水準が一般的です。しかし、特定のネット銀行や特定の条件を満たすことで、その100倍、あるいは数百倍もの金利を実現できる銀行が存在します。
ここでは、特に金利が高く、利用しやすいおすすめの銀行を3つ厳選してご紹介します。
SBJ銀行
SBJ銀行は、韓国の最大手銀行グループが日本国内で展開する銀行で、特に定期預金の金利が非常に高いのが特徴です。
頻繁に、新規顧客向けに他の銀行を圧倒する高金利の定期預金キャンペーンを実施しています。
しばらく使う予定のないまとまった資金を、安全かつ確実に一定期間寝かせておきたい場合に、最優先で検討すべき銀行の一つです。
ただし、金利が高いのは定期預金。普通預金はオススメする他の銀行と同程度で特別に高いわけではないため、あくまで定期預金専用として利用するのがオススメです。(とは言え、多くの銀行と比べると普通預金金利も高めです)
- 普通預金:0.200%
- 定期預金:新規口座開設者限定や周年キャンペーンなどでの優遇定期預金を提供していることが多く、預入期間にもよるが1.00%を超える金利もあり
住信SBIネット銀行
金利の絶対値は他のオススメの銀行と変わりません(0.200%)が、SBIハイブリッド預金を利用することで、普通預金ながら年0.210%と高い金利を実現できます。
そして、最大の魅力は、SBI証券の投資資金と連動できる利便性です。
投資資金をSBIハイブリッド預金に入れておけば、そのまま投資信託や株式の購入に充てることができ、買付余力が瞬時に反映されます。
SBI証券で投資を行っており、待機資金も効率的に預けたいという方には最適な銀行です。
- 普通預金:0.200%(SBIハイブリッド預金との連携で0.210%)
- 定期預金:0.275%(預入期間1年の場合)
楽天証券
楽天銀行の最大の魅力は、マネーブリッジによる普通預金が年0.280%(普通預金残高300万円以下に対して)になること。楽天証券の口座を開設し、楽天銀行と連携させるだけで、誰でも簡単に達成できます。
楽天市場での買い物が多い方や、楽天経済圏を利用している方にとっては最適な銀行です。
- 普通預金:0.200%(マネーブリッジとの連携で0.280%(普通預金残高300万円以下に対して))
- 定期預金:0.275%(預入期間1年の場合)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本記事では、資産運用における”リスク分散”の重要性を再確認し、その”守りの資産”である預金において、いかに効率よく利息を稼ぐかという視点から、金利の高い銀行をご紹介しました。
資産運用は、大きなリターンを目指す”攻め(株式や投資信託など)”だけでなく、いかに手元の資産を安全に、そして効率よく守りながら増やすかという”守り(銀行預金など)”の視点も欠かせません。
ご自身の預金口座を見直し、”金利の低い銀行”から”金利の高い銀行”への預け替えのヒントにしていただければうれしいです。
最後に、紹介した内容をおさらいします。
- 投資産運用においては、”攻め(株式や投資信託など)”だけでなく”守り(銀行預金など)”も同時に両立する!
- なるべく金利(普通預金、定期預金を問わず)の高い銀行を選ぶのがベター!
- そして、銀行選びは自分の生活スタイルに照らし合わせて!
本記事をお読みいただきありがとうございました!
*金利は状況に応じて変動します。記事内の金利は執筆時点(2025年10月)のものであり、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
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