こんにちは、サラリーマンようすけです!
- 資産を増やしたいけど、有効な手段がわからない
- 資産を増やすのにNISAが有効なのはなんとなくわかるけど、怖くてなかなか手が出せない
- そもそもNISAって何?
そんなお悩みをお持ちの方、本記事を読んでいただければ、NISA初心者の方々の資産運用のヒントにきっとなれると思います!
私自身もNISAを活用した資産運用で着実に資産を増やせているので、是非参考にしてください!

本記事では、NISAを始める時に押さえておきたいポイントをご紹介します。
そもそもNISAとは?
NISA(ニーサ)とは、Nippon Individual Savings Account(日本版個人貯蓄口座)の略称で、簡単に言うと「個人の資産形成を支援するための非課税制度」になります。
通常、株式や投資信託などの金融商品に投資して得た利益(売却益や配当金など)には、約20%の税金が課されます。しかし、NISA口座を利用して投資を行うと、一定の金額内で得た利益が非課税になります。
2024年、これまでの旧NISA制度から、より使いやすくなった「新しいNISA」が始まり、個人投資家にも徐々に広がっています。
NISAの仕組み
まずはNISAの仕組みについて、主な3つのポイントをご紹介します。
- 非課税の期間が無期限化:旧NISA制度では非課税で保有できる期間が決まっていましたが、新しいNISAでは保有期間が無期限になりました。これにより、より長期的な視点でじっくりと資産運用に取り組むことができます。
- 2つの投資枠の併用:「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つの枠を、同時に利用できます。
- 非課税保有限度額の拡大:生涯で非課税で投資できる金額の総枠が、1,800万円(成長投資枠は1,200万円が上限)に拡大しました。この上限額は、商品を売却すると、その分の枠が翌年以降に復活します。
尚、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つの枠には、それぞれ以下の特徴があります。
- つみたて投資枠:年間120万円まで。金融庁が定めた基準を満たした、長期・積立・分散投資に適した投資信託が対象です。毎月など定期的に少額を積み立てる形で投資を行うため、初心者にとって始めやすい枠です。
- 成長投資枠:年間240万円まで。上場株式や投資信託など、つみたて投資枠よりも幅広い商品が対象になります。
NISAのメリット/デメリット
続いてNISAのメリットとデメリットです。
まずはメリットからご紹介します!
- 利益が非課税になる:投資で得た利益に税金がかからないことが最大のメリットです。
- 長期的な資産形成に向いている:非課税期間が無期限になったことで、長期的な運用による複利効果の恩恵を最大限に受けやすいようになりました。
- いつでも売却・引き出しが可能:投資した資金はいつでも売却して現金化することができます。iDeCo(個人型確定拠出年金)のように原則60歳まで引き出せない、といった制限はありません。
どのメリットも日々忙しいみなさんにはぴったりですね。
続いてデメリットのご紹介です!
- 元本保証ではない:NISAはあくまで「投資」です。元本が保証されているわけではないため、市場の状況によっては投資した金額を下回る(元本割れ)リスクがあります。
- 損益通算ができない:NISA口座で損失が出た場合、課税口座(特定口座や一般口座)で得た利益と相殺する「損益通算」ができません。
- 1人1口座のみ:NISA口座は、複数の金融機関で開設することはできません。取り扱い商品の数や手数料の高さなど慎重に金融機関を選ぶことが重要です。
NISAを始める時におさえておきたい3つのポイント
NISAの仕組みやメリット/デメリットをご理解いただけたでしょうか?
デメリットやリスクを把握しておけば、メリットが大きいことは理解いただけたはずです。
続いて、NISAを活用する時のポイントをご紹介します。
- 長期:短期的な価格変動に一喜一憂せず、長期間にわたって保有し続けることで、複利効果の恩恵を受けやすくなります。また、投資のタイミングによる失敗のリスクを軽減する効果も期待できます。
- 積立:毎月など定期的に一定額を投資することで、購入価格を平準化し、高値づかみのリスクを抑えることができます(ドルコスト平均法)。
- 分散:複数の資産や銘柄に投資することで、一つの資産が値下がりしたときのリスクを軽減できます。特に、投資信託は一つの商品で複数の銘柄に分散投資できるため、初心者にはおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
NISAに対するハードルが少しでも下がっていればうれしいです。
最後に、紹介した内容をおさらいします。
- NISAは個人の資産形成を支援するための非課税制度
- 元本割れリスクはあるけれど、非課税・非課税期間の無期限化など魅力もいっぱい
- リスクを踏まえて3つのポイント(長期・積立・分散)は外さない
ご紹介した内容を参考にしていただき、確実な資産運用のヒントにしていただければと思います。
本記事をお読みいただきありがとうございました!
次回は、金融機関選びの5つのポイントをご紹介します!
